こんにちは、でんすけです。
FX初心者の方で損切りで悩んでいる人は多いと思います。
僕も初心者の頃、損切り出来ずお祈りトレードしてしまい一夜にして70万を溶かしたことがあります。
さて、今回は皆さんが僕みたいにならないよう気をつけて気をつけて欲しいルールをいくつか紹介します。
損切りルールを決めるための三大要素
僕は損切りルールは最大損切り金額、トレード手法のルールに則った損切ライン、トレード枚数を決めております。
枚数×損切りラインまでのpips=最大損切り金額って感じですね。
そして、上の式の優先順位的には、手法、最大損切り金額、トレード枚数です。これがかなり大事だと思っています。
損切り時の最大損切り金額は総資金の○%以内?
上記の要素のまずは最大損切り金額について説明します。
一般的には勝てる手法でトレードしていても一回のトレードで資金の2%を越える損切りだと破産する確率がグッと上がると言われています。
これは、スタート時の資金の2%以上の損切り金額で負け続けたらということなので、ある程度資金が増減したら調節すれば破産する確率はぐっと下がります。
例
スタート資金
100万なら最大損切りは2万
↓
連敗して80万になったので最大損切りは1万6千に調節
僕の場合は上記のように損切り金額を決めています。
また、2%という数字も取り引き手法によって適宜調節するのがベストですが、最初は出来る限り小さくしておくことをオススメします。
トレード手法のルールに則った損切りラインが最優先
トレードをする際に、丁半博打で何も考えずにトレードする人はほとんどいないと思います。もしいるなら、まずは手法を知ることから始めましょう!
さて、先ほど優先すべきは手法と書きましたが、これはエントリーする際にどんな手法にも何かしらの根拠があり、その根拠が無くなるラインを損切りラインとすべきだということです。
初心者の頃の僕は利益にばかり目がいって、枚数は固定で20枚、損切りは10pipsで固定!みたいなトレードをしておりました。
これだと期待値のあるトレードは望めません。
それぞれの手法には適切な損切り場所があり、それを守るからこそ期待値を実現出来るのです。
枚数調整は最後にしよう
最大損切り金額と手法の根拠がなくなるラインまでのpipsが決まれば、後は枚数を決めることが出来ます。
例えば、損切りラインまでを20pips、最大損切り金額が2万円(資金100万円)だとします。
すると、x枚×20pips=20000円
の数式が成り立ちます。
1枚1pipsで1000円の損切りになるので、x=10枚です。
このトレードで使える枚数は10枚となります。
損切りライン、損切金額、枚数の順番で決めることのメリット
上記順番で損切りルールを決めるとリスクが統一出来ますし、手法最優先でトレードを行うので期待値も高いです。
また、少しでも枚数を増やし利益を上げるために損切りラインまでのpipsが狭い、つまりリスクリワードが良いトレードチャンスを探すようになるはずです。もちろん、それに囚われすぎて手法ルールを無意識に変更してしまうなどはあってはなりません。
枚数調整を最後にするためには指値注文
さて、枚数調整を最後にするということは、成り行き注文は難しいということになります。成り行きで突発的に入ってしまうと損切ラインを決める前に枚数を張ってしまいますからね。つまり、超短い時間足でのスキャルピングは出来ません。
特に初心者の方は、しっかりと根拠を持ったトレードを行ってほしいので、指値注文(or逆指値)でエントリー位置を、逆指値注文で損切りラインも確定させた上でトレードを行うことをオススメします。
勿論慣れてきたら、スキャルピングにもドンドン挑戦してみたらいいと思います!
まとめ
損切りラインが遠いときは、枚数を少なく!近い時は枚数を多く!一回のトレードのリスクを出来るだけ近づけることで成績の安定にも繋がるはずです。特に、短いトレードを繰り返してメンタルが安定しないなぁという方は、自分の手法の見直しにもなりますし、是非一度試してみてください!